遺言書との違い

遺書と遺言書は、しばしば混同されますが、全く違うものです。その違いについてご説明致しましょう。大きな違いは法律にのっとったものか、そうでないものかということでしょう。遺言書の場合は民法で決められた形式があり、主に財産分与など、死後の法律的な処理について書かれたものです。

その際、決まった形式がありますから、その形式にのっとっていない場合は無効になるという事もありますから、遺言書の作成は弁護士に相談をすると安心です。遺書は法律で定められた形式はありませんから、死期を悟った人が自由に思いを書くものです。極端な話、壁や机に書いても遺書と書いてあれば、遺書とみなされるでしょう。但し、法律的な影響は特にありません。

このように遺言書の場合は弁護士の力添えが必要ですが、遺書でも弁護士の力を借りても良いのです。いじめの場合、家族がお願いして弁護士が遺書を使って会見することがあります、それは故人や家族に代わって世に真実を訴えるものです。時として弁護士にお願いして故人の思いを遂げてあげるのも家族の愛情でしょう。また、財産を託す親族がいない場合も遺書で弁護士にお願いできます。その際は生前からお願いすると良いようです。このように、遺言書と遺書は、内容が違うものです。